細長いベランダは使い勝手がわるく、無駄がいっぱい!
三階建ての我が家を自由設計で新築して、何年かが経ちました。
部屋割りはもちろん、内装やコンセントの位置までこだわった夢のマイホーム。
住んでみて、ああすればよかった、こうすればよかったと思う点はいくつかあります。
その中でも一番後悔しているのは、ベランダの形です。
今にして思えば、いろいろ希望を取り入れて設計したわりには、
ベランダに対する思い入れはほとんどなかったのかもしれません。
二階部分と三階部分に、細長い形のベランダを設置しています。
掃除やガーデニングのために、ベランダに水道も引きました。
総面積にすればかなりの広さがあるのですが……形が使いにくい!
洗濯や布団干しは、二階のベランダ半分の長さで充分です。
植物の鉢を並べても、横一列では味気なく、
人一人がやっとカニ歩きで通れるくらいの幅しか残りません。
屋根のない三階のベランダは、今ではほとんど使用することはありません。
今もし設計しなおすことができるとしたら、
同じ面積でも四角いベランダにしたいと思っています。
そうすれば、洗濯も干しやすいし、ガーデニングももっと楽しめそうです。
子供用のプールだっておけるし、
ちょっとしたカフェスペースにすることだってできるかもしれません。
バーベキュースペースにもなりそうです。
そして、サンルーム風のつくりにすると絶対便利なはずです。
引越した当時は注目されることもなかったのですが、
最近では毎年季節によって、花粉や、PM2.55、黄砂が話題にのぼります。
その季節には、細長いベランダの、長くて黒い手すりは、一日で真っ白に汚れてしまいます。
というわけで、数年前から、我が家は洗濯物を室内干しに切り替えました。
今では、年間を通して、三階の角の窓の大きな日当たりのいい部屋が、洗濯干し部屋になっています。
毎日洗濯を干しながら、こんな形のベランダで、サンルームだったら…と考えずにはいられません。
暑い季節は我が家でビヤガーデン、
冬には星を見上げてロマンチックな気分に…などと妄想を繰り返しています。