見積もりを出してくれない知人の個人業者の増築工事で大失敗
昔からの祖父と知り合いの業者に
父が実家の増築工事をお願いしました。
この業者は地元の繋がりが強く、
実家のある地域では何軒も手がけている業者で、
実家もこの業者を通して建てており、
何か問題があったらすぐに相談できるという点で
祖父、父ともに信頼していました。
しかし今回の増築工事で設計の相談をした後、
契約書どころか見積書も出さず施工開始となり、
最後に提示してきた金額は予想を遥かに上回るものでした。
請求額を提示された後に他の業者で見積をとってもらったところ、
100万~150万ほど通常よりも高かったようです。
契約者は父で、まさか見積書・契約書なしで
工事を始めさせているとは思っておらず、
後から父から聞いて母も私も驚いたのですが、
見積書については工事前からずっと出すように
請求していたにも関わらず「まだわからない」と
最後まではぐらかしていたようです。
昔からの知人であるというだけで予算があまりない、
できるだけ安くとアバウトに伝えていた父にももちろん落ち度がありますが、
どう考えてもいい業者とは思えません。
請求書の内容も不明なものが多く、
細かい内容を請求すると一応は明細を出して来るのですが、
どれも後から数字を合わせたようなものばかり…。
壁紙に関しては、業者がサイズを計りに来る前に請求額が決まっていました。
建築、リフォームに関しては知識がほぼ無いため、
こういったことはこの業界では当たり前なのか?
と感じることばかりでとても困惑しました。
その上、契約の内容で揉めた際、
契約者である父がその業者と交渉しているにも関わらず、
何故か祖父の家に行ったり電話をかけたりして
「すぐに支払わなければ裁判をおこす」といったニュアンスのことを言ってくる始末。
結局は契約書、見積書をとらなかったということで
何も文句が言えず支払う結果になってしまい、
家族全員とても大変な思いをしました。
当たり前ですがいくら信用できる業者であっても
細かい契約書、請求書は出させるべきでした。
また田舎の主に老人相手の個人業者は、
このような適当なところも多いのだろうな…と思いました。
リフォームする際は、いろいろな業者の見積もりをとって適正価格を見極めるべきです。